心理学部卒でもうつになる。

心理学の知識のある人が体験談や、メンタルヘルス、健康について書いています。

栄養と食事で自然治癒力を高める、「オーソモレキュラー療法」

 

オーソモレキュラー療法とは

従来の医学では補えない点や、解決できない領域である栄養素と食事に注目し、投薬ではなく、栄養素と食事によって病気を克服していくやり方です。

 

オーソモレキュラー療法が重視している3つの視点

1.栄養療法

その人が元々持っている自然治癒力を最大限に発揮できるように栄養素を見ます。
血液検査で栄養素の過不足を調べ、食事の見直しやサプリメントで補います。

 

薬が対処療法なのに対し、栄養は根本治療になります。

薬は急性期には効果的に働きますし、効果もあります。ただし大なり小なり副作用があります。

これに対し、栄養療法は自分の細胞が回復できるようにサポートするやり方です。

 

2.血糖調節

ここでいう血糖とは血液中のブドウ糖のことです。
ブドウ糖はエネルギー減として利用されており、インスリンによって一定の濃度に保つようにコントロールされています。
しかし、血糖をコントロールしているインスリンが何らかの原因で乱高下したりフラットなままだったりすると体調を崩してしまいます。

血糖調節の乱れがうつ病の原因になっていることもあります。血糖をコントロールできるようになって改善するというケースが多いのです。

食事(糖質)のコントロールやサプリメントでコントロールしていきます。

検査は「5時間糖負荷検査」です。

 

3.高濃度ビタミンC(アスコルビン酸)点滴療法

栄養アプローチとの相乗効果があります。

ビタミンCの血中濃度が高くなることで、組織の炎症を抑えたり、免疫システムを刺激したりします。
ガン、うつ・パニック障害、慢性疲労症候群、アトピー性皮膚炎、各種感染症などが対象になります。

 

 

食事と栄養素によるうつ病治療

なんと、栄養不足のために神経症状を起こしてうつ病になっていることがあるというのです。

うつ症状を招く栄養不足は?

  • 亜鉛
  • ビタミンB群
  • タンパク質
  • 低コレステロール血症

これらが不足しているがために、うつ症状が出ている可能性があります。
こういう方は、急性期は薬で症状を抑えられても、その後なかなか治らないということになるのかもしれませんね。

ダイエットでこれらの栄養が不足していることもあるそうです。

 

血液検査でデータを出し、個々人に必要な栄養素を選ぶことで症状を改善していきます。

 

血糖調整異常による低血糖症でうつ症状が出ることもある

こちらも検査をして判断します。

低血糖症であることが分かった場合、血糖をコントロールするためにタンパク質、脂質が摂れる食事を心がけるようにします。
ヘム鉄、亜鉛、ビタミンB群、ナイアシンなどの栄養素をサプリで摂っていく治療を併用することもあります。

低血糖症は一番うつ病と間違えられやすい栄養トラブルです。

 

健康診断の血液検査の結果で、総コレステロール値が低い人は低血糖症を疑うといいと思います。
実際、私がコレステロール値が低くて引っかかったことがありました。

また、ご飯のあと眠くなる人も、血糖調整異常が疑われます。

 

低血糖症チェックリスト
  1. 甘い物、スナック菓子、清涼飲料水をほぼ毎日とる
  2. 空腹感を感じ、おやつを食べることが多い
  3. 夜中に目が覚めて、なにかを食べることがある
  4. 夕方に強い眠気を感じたり、集中力が落ちる
  5. 体重の増減が著しい
  6. 体重が増えてきた、または痩せにくくなった
  7. イライラや不安感が甘い物をとることで良くなったことがある
  8. 頭痛、動悸、しびれなどが甘い物をとることで良くなったことがある
  9. 安定剤や抗うつ剤を使用しても、明らかな症状の改善がない
  10. 血縁者に糖尿病の人がいる

以上の10項目のうち、3項目以上あてはまる方は低血糖症が疑われます。

 

甲状腺機能低下がうつ病の原因の場合もある

甲状腺は遺伝性が関係すると言われており、特に女性に発病しやすいです。
母親の家系が甲状腺の病気を患っており、母も発病したため私も甲状腺の検査を受けたことがあります。
定期検査するほどではないものの、今後病院にかかったついでに診て貰ってねと言われました。

うつ病の方は甲状腺の検査も念のため受けておくと良いかもしれません。

 

栄養療法関連書籍紹介

「私」に還る処方箋―こころと体をつなぐ栄養の魅力「私」に還る処方箋―こころと体をつなぐ栄養の魅力

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血糖調節異常なのに「統合失調症」、鉄欠乏症なのに「パニック障害」と診断…。栄養障害による精神疾患はサプリメントで治る。血液検査で体の状態を知り不足している栄養素をサプリメントで補う分子栄養学に基づく療法を紹介。

 

オーソモレキュラー療法を実施している医療機関

» 医療機関クリニック検索|栄養療法~薬だけに頼らない根本治療をめざす、心と身体に優しい治療法。|オーソモレキュラー.jp

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気になった方は一度お近くへ行ってみてくださいね。